その他

呂布 奉先 (りょふ ほうせん)
オススメ度 ★★ ハンサム度 ★★★ 漢前度 ★
偉い人度 ★★ 頭の良さ度 ★★★ 強さ度 ★★★★★特Aクラス
裏切り人生の男。丁原→董卓→王允→袁紹→劉備→袁術→独立(と言っても劉備を見逃したりした)とさまよい続けて、最後には曹操に殺されてしまいました。
しかし呂布の武は三国志一で、とても強かったそうです。『三国志演義』では王允の養女の貂蝉(ちょうせん)が董卓の嫁になり、それを横取りするために董卓を裏切ったことになっていますが、史実では単に董卓にムカついて王允と企んだだけです。裏切る際に殺したのは丁原と董卓のみで、董卓の養子になっていましたから要は「親殺し」です。自分自身が強かった自覚があるので、こうしてどんどん裏切っても怖くなかったのかと思いますが実際はどうでしょう?
愛馬は「赤兎馬」(せきとば)。赤い毛並みで跳ねるように走ることからこの名前になったと言われています。呂布が殺されてからは曹操のところにありましたが、関羽に贈られたとの話もありますが本当かどうかはわかりません。
呂布好き〜って言うと有名人ではありますがとんでもない裏切り男なので絶対に引かれます。
アダナ : 飛将
愛馬 : 赤兎馬
   

 

董卓  仲穎 (とうたく ちゅうえい)
オススメ度 ★ ハンサム度 ★★★ 漢前度 ★
偉い人度 ★★★ 頭の良さ度 ★★★★ 強さ度 ★★★★
黄巾党の乱などにも参加した官僚ですが、お手柄を上司に横取りされてから辺境の地に引きこもって自軍を育てつつ漢の中央に出る期を見計らっていました。
朝廷の覇権争いで宦官と外戚がゴタゴタと揉めていたころに上洛。宦官が皇帝劉弁と弟の劉協を外戚から離そうと連れ去った時、董卓が皇帝兄弟を救い出します。それから皇室に入り込んだ董卓は兄よりも賢い劉協を皇帝にします。その後は専横が始まり、暴虐の限りを尽くして諸侯からの反発を受け、袁紹や曹操が「反董卓軍」を作って抵抗しますが、董卓配下には強い武将が何人もいてなかなか崩すことはできませんでした。洛陽を焼き払って長安に遷都したりと、自分勝手な政策を進めてしまいます。そんな折、司徒・王允と、自分の養子・呂布が手を組んで殺されてしまいます。
ぶーちゃんだった董卓は死体のおヘソに灯心を刺されて火をつけられますが、脂肪のせいで何日も燃え続けたそうな。
絶対に董卓が好きだなんて言ってはいけません。

 

袁紹 本初 (えんしょう ほんしょ)
オススメ度 ★
ハンサム度 ★★★★
漢前度 ★★★
偉い人度 ★★
頭の良さ度 ★★★
強さ度 ★★★
曹操の幼馴染で三公と呼ばれる役職(たいへん地位が高い3つの高位)を代々続けてきた名門の息子。義心が強かったのに傲慢で勘違いしてるとこもありました。そんな性格のせいか曹操をナメてかかって逆に滅ぼされてしまいます。三国志の最初の頃は大勢力を誇っていて、諸侯に何かと頼られたりしています。
そのうち「俺が漢を乗っ取るぜ」とばかりにいろんな勢力と交戦し(強かった)、もうあと一歩というところで曹操の奇策に敗れて敗走して、結局負けたまま病死してしまいます。
袁紹が好きってのは女子として問題がありそうなのでやめておきましょう。

 

張角 (ちょうかく)
オススメ度 ★ ハンサム度 ★★ 漢前度 ★★
偉い人度 ★★ 頭の良さ度 ★★★ 強さ度 ★
黄巾党という新興宗教の教祖。自分を大賢良師(だいけんりょうし)と称して教徒で軍隊を作り、漢にクーデターを起こした張本人。黄色い頭巾を教徒に被らせていたので「黄巾党」と呼ばれました。
各地で黄巾党は暴れまくり、そのクーデターの最中に死んでしまいます。その後は黄巾討伐のための漢帝国の諸侯に破られ、最後には大人数を曹操に吸収されます。
張角が好きだとゆーとカルト教団好きだと思われてしまうかもしれないのでやめましょう。
教祖として : 大賢良師
はたまた : 天公将軍
   

 

陳宮 公台 (ちんきゅう こうだい)
オススメ度 ★ ハンサム度 ★★ 漢前度 ★★★★
偉い人度 ★★ 頭の良さ度 ★★★★ 強さ度 ★★
最初は曹操の軍師でしたが、あまりにも曹操と自分の政治の理想が違っていたため、裏切って呂布の軍師になります。軍略も冴えていた人ですが、やはり曹操軍の武と知には敵わず、呂布が篭城した下ヒ城で負けて捕らえられ、斬首されてしまいます。最後まで曹操には従わないという気概を持った人ですが、世渡りは下手です。
マイナー軍師ですから頭の隅っこにあればいいと思います。

 

劉協 伯和 (りゅうきょう はくわ)
オススメ度 ★ ハンサム度 ★★★ 漢前度 ★★
偉い人度 ★★★★★ 頭の良さ度 ★★ 強さ度 ★
劉宏の息子で劉弁の弟。聡明な子だったので幼いうちに董卓に皇帝にされてしまいます。奥さんは伏皇后。董卓の傀儡皇帝として子供時代を過ごし、董卓が死ぬと長安から洛陽に戻るために流浪します。洛陽に戻る途中で曹操に助けられ奉戴され、その後は曹操の傀儡皇帝になります。とはいえ劉協自体も曹操を信頼していたので良かったのではないでしょうか。
オッサンになってから曹操の娘3人を嫁に貰ったりと、まったく曹操の言いなりでした。伏皇后は裏切り者として曹操に処刑されてしまいます。
好きとかいう対象ではないですが、漢の皇帝として一番出てきますから覚えておくようにしましょう。
通称 : 献帝
魏では : 孝献皇帝
蜀では : 孝慇皇帝